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8月29日更新(禁無断複製・転載)
『「人の気持ちを察する」という心のゆとりを育てるには;7〜9歳』
ちょっとしたポイントでしつけ(子ども)がかわる!
1分でわかるアドバイスをご紹介します。
9才まで 小学校低学年/その他
親子の触れ合いの中で、相手の側に回って物事を考える機会を増やしましょう。
これは日頃のこまめな投げ掛けが必要です。たとえば、絵本を読みながら「もし君がこの子だったらどうする?」などを語りかけ、お母さんご自身も「もし私だったら…」と感想を語ってみましょう。
また察するべき人の気持ちとは、悲しみや苦しみだけには限りません。楽しさ、嬉しさ、様々な現象に対し、思い巡らすことのできる感性が必要です。家族間で良いことがあったときには「良かったね」、辛いことがあったときには「よく頑張ったね」と声を掛け合い、「ご苦労様」や「ありがとう」を上手に使っていきましょう。
子育ての悩みや不安をお子さんのお話を交えてご相談いただければ、より具体的なアドバイスができます。まずは、ご相談(無料)ください。
『からかわれるとすぐ泣いてしまう:8歳』
小学校3年生の男の子です。一人っ子でどちらかと言えば大人しい性格ですが、社交的な一面もあり、お友だちも多い方だと思います。息子は兄弟喧嘩の経験がない事と真面目な性格なのか、男の子同士の悪ふざけやからかいにうまく対応できない様です。すぐに怒ってつっかかり、最後は息子が泣いて、その場の雰囲気が悪くなるという繰り返しです。
仲良く遊ぶ時はとても仲が良く、友だちも悪気はないようです。いつも息子だけが言われる訳でもないようで、息子も最近は友だちと同じような事をしてふざけたり、お友だちをからかったりしている様ですが、どうやら自分が言われた時だけ過敏に反応して泣いてしまうようです。あるお友だちに「たいした事を言ってないのにすぐ泣くからいやだ。」と言われた事もありました。
親としては、めそめそしないで、みんなとその場の雰囲気を楽しんで欲しいのですが…。私はどちらかといえば、思った事ははっきり言う方で、最初の頃は泣いて帰って来ると「よしよし」と受け止めていましたが、最近は「そんな事でめそめそしない!!」と怒ってしまいます。本人もちょっと言われただけで、カーッとなって泣いてしまうので、どうしたら泣かないで我慢できるかわからないと言っています。
また高学年になるとこう言う事の積み重ねから、いじめになったりしないか心配です。
9才まで 小学校低学年/こどもの性格、癖
一人っ子は喧嘩の経験も少ないため、人に負けたり何か奪われたりしたときに生じる、「悔しい」という感情を自己処理することがどうしても苦手です。しかし心配は要りません。一人っ子の欠点とされがちな「プライドが高いのに打たれ弱い、わがまま」などは小さい間だけのことです。その訓練がなされていないだけですから、高学年になるくらいからびっくりするほどお兄ちゃんになる子は少なくありません。それには、環境や家族間の関わりが大きく関与します。
環境としては、地域のスポーツクラブなどお勧めです。縦社会の中で実力が結果を出す世界です。後から入団してきた年下の子にポジションを奪われることもありますし、思うように力が出せず悔し泣きをすることもあるでしょう。涙をこらえて練習するか退部するしかありませんから、そこで子どもの心は練られます。「悔しい」「逃げたい」という思いと、「でも負けたくない」という二つの思いのせめぎ合いを経験しながら、自分の中で折り合いを付けることができるようになってきます。
またスポーツに限らず、習い事教室の先生との関わりや、保護者の方のお友だちとの関わりなど、色々な人に触れさせてあげるといいでしょう。お子さんの成長する力を信じて、時には静観し、時には共感し、時には今なさっているように「そんなことでめそめそしない!」と叱咤激励しながら見守ってあげましょう。
共感のしかたにおいては、年令相応な表し方が必要です。小さい頃は「よしよし」と受けとめていた所を、ただ話しをじっくりと聞いてあげる、もしくは「そうか…」と頷くなどしながら、なだめすかすのではなく、お子さんが自分自身を振り返られるようなゆとりの機会を与えてあげられると良いでしょう。
『おちんちんを触るのをやめさせたい:3歳』
保育所に通っている3歳男児です。以前からおちんちんを触ることはあったのですが、最近特によく触っています。「バイ菌が入るよ」と言って気をそらすとよい、と育児雑誌で読んだのでそうしていたのですが、その場でやめてもしばらくして気づくと触っています。「どうしてさわるの?」と聞いたところ「だっておちんちんさわりたいんだもん」と言っています。触っていると刺激ですこし大きくなったりするのがおもしろい様子です。あまりに触るので最近はそのことで怒りすぎて泣かしてしまうこともあり、どうしていいのかわからなくなりました。
気にしないでほっておいた方がいいのかと思いますが、このままにしておいていいものかとも思います。男親がいないので、性教育をどのようにしていったらいいのか、わからないためかもしれません。子どもには自分自身を大事にできる子に育ってほしいと思い、なるべくスキンシップをしたり大好きだよと伝えています。
6才まで 幼稚園の時期/こどもの性格、癖
幼児の性器いじりは珍しいことではありません。3歳くらいから徐々に「大事にしないといけないところ」「何となく恥ずかしいところ」「触って気持ちの良い物」と言った認識を持ち始め、好奇心から触ることが癖になってしまう場合があります。一番大きいのは、触ることによって得られる精神の安定です。お母さんのオッパイや脇の下など、柔らかな所に触れたがるのもよく似た現象です。皮膚から得られる感覚は心と密接に繋がっていますので、触れることで情緒が安定します。お母さんがオッパイに触れられることを拒否した事で、子どもが性器いじりに移行する例もよくあります。
原因は、愛情不足とは限りません。2、3歳の頃は、物の理解よりも欲求ばかりが先行し、普通にしていてもストレスが溜まりがちです。また保育所でも先生やお友だちとの関わりの中で、子どもなりに気を遣いストレスを溜めてしまう場合もあります。
いずれにしても、癖になるほどおちんちんを触るということは、何らかの形で精神の安定を求めていると解釈して良いと思いますので、止めさせるために頭から怒るのは逆効果です。触っているのを見つけたら、「大事にしようね」と声をかけながら手を止めさせ、抱きしめて背中を撫でたり、ほっぺたにキスをしたりしながら、たっぷりスキンシップをはかってみましょう。寝る前のマッサージなども、効果的です。
すぐに癖を直そうと焦ってはいけません。数ヶ月もしくは一年でも付き合ってあげるくらいの覚悟を決める方が、親子して負担無く取り組めるかもしれません。今、しっかり触れあうことで、きっと自分を大切にできる子に育ってくれます。頑張って下さい。
『小さい子どもへの叱り方:2歳』
2歳なのですが、注意すると思いきりにらんできます。たとえば見たいテレビがまだ始まってはなく、「テレビかけてくれない」とにらんできたので「まだ始まっていないのよ。」と何度言っても言葉がわからないのか、ずっとにらんできます。そして叱ると大泣きです。泣けば別の部屋に行かせることにしているので、移動させて泣き止むのを待ち、「テレビ始まったよ。見るの?見ないの?」と迎えに行くと、「見ない」と言ってふくれて見ようとしません。言葉が通じないので、どうやって叱ればいいのかもまったくわかりません。「じゃあいいのね。」と言い、しばらく時間をおき、もう一度「テレビは順番。お母さんもお父さんもテレビをみるの。○○くん(子)の好きなテレビが始まればちゃんとかけてあげるからね」と言いましたが、まだにらんできます。なのでまたしばらくおき、3回目でやっと「はーい」と返事ができました。
叱り方がこれでいいのか、息子がにらんだり怒ったりしても言葉がわからないので叱るのがとても難しいです。好きなテレビが特別放送で野球に変わっていたりすると、それが分からず怒り、説明しても分かってもらえず、本当に頭を抱えてしまいます。2歳児への叱り方を教えてください。
3才まで 幼稚園入園前/生活習慣、しつけ
赤ちゃんは生まれた最初、泣くことでお母さんに欲求を伝えます。欲求が生理的欲求ならお母さんが何とかしてくれますが、月齢が進むにつれお母さんでは叶えられない事が次々に表れてきます。
「あの月を とってくれろと 泣く子かな」これは小林一茶の有名な句ですが、友だちのオモチャを見ては欲しがり、スーパーに行けばチョコレートを掴み、その度にお母さんはダメ、ダメ、ダメ…と幼児の欲求には本当に疲れてしまいます。しかし子どもはこの時期を通して、待つこと、我慢すること、そしてどれだけ泣いてもお月様には手が届かないことを知って行きます。
〜叱り方のコツ!〜
ダメな物はダメとして教えるのが前提ですが、ただ禁止を強いるだけでは心は育ちません。時には説明も必要ですが、それで子どもを納得させようと思わずに、まずは思い通りにならない悔しい気持ちを分かってあげましょう。たとえば自分の思うタイミングでテレビが見られずにお母さんを睨み付けたときは、「残念だね」と声を掛けながら優しく背中を撫でてあげるか、ちょっと肩に手を置いてあげましょう。それだけでも、「お母さんは僕に意地悪をしてるんじゃない」ということを理解します。
いったんすねてしまった場合は、見るか見ないかの二者択一を迫らずに黙ってお子さんの番組をかけてあげましょう。「始まったらからいらっしゃ〜い」と声を変える程度に止め、後はそっとしておいてあげましょう。リビングから楽しそうな音が漏れ聞こえてくれば、自分からやってくると思いますし、大人が構いすぎることで自己回復のきっかけを掴みにくくなることもあります。
仮に最後まで来なかったとしても、大人向けの番組に変更せず(変更はもう月齢が少し大きくなってからです)、番組が終了するまでつけておいてあげましょう。それはお子さんとのお約束の表れであり、「時間が来ればテレビをつけてくれるんだ」ということを理解するからです。
またもう少し月齢が進んだらリモコンを手に持たせて、チャンネルを順番に変えさせてみましょう。すべてのチャンネルを開いても思う番組がなければ、順番が来ていないことを把握できるようになるでしょう。
『年の離れた弟と姉妹:14、16歳』
中2・高1の娘達が5歳の弟を邪険にします。以前は年の離れた弟をかわいがっていましたが、4〜5歳のギャングエイジになる頃から手を焼くようになりました。息子も、嫌がるのに頭までよじのぼってきたりすりよってきたり、耳に執着し触ってきたり、それが異常なほどしつこく、叱ってもやめません。走ってきたかと思うと急に叩いたりお尻に手を突っ込んできたりするので、母である私すら恐怖を覚えることがあります。
息子と同年代の友だちといる時でも、相手の嫌がることをして怒らせる場面を何度か見ており、嫌われているかも…という心配もあります。息子もそれが分かるようで、最近はぱったり友だちと遊ぶ約束をしてこなくなりました。(息子自身どうして嫌われるか分かっていないようです)
息子がそんな風だから娘達が嫌がるのも無理は無いですが、あまりにも娘達が(特に次女)憎むように扱うので、息子の心も心配です。息子がひどいことをしたら叱ってはいますが、皆から(叱る母、嫌がる友だち、冷たい姉)の愛情が受けられないと思い気を引こうとしているのだという息子の気持ちも分かり、それが娘達からは甘やかしているととられるようです。
息子には時間をつくり、できるだけ一緒に遊ぶようにしています。姉達は全く弟と関わりません。また次女は、その冷たい態度に両親でひどく叱ってしまったことがあり、それ以来心を閉ざしてしまいました。そんな次女に感情で激怒して罵声を浴びせるだけの主人の存在も、私にとっては頭が痛いです。次女も本来は優しく朗らかで頭の良いしっかり者の娘なのです。
このままでは家族バラバラになってしまいそうで心配でたまりません。特に最近は息子の口から「死にたい」「車にひかれたい」という言葉が出るようになりとても悲しいです。
13才から 中学校以降/きょうだい、祖父母とのかかわり方
問題は、姉妹の年の差だけでは無さそうです。状況を整理しますと、1,弟に冷たい2番目のお姉ちゃん、2,娘の心境を察してくれないご主人、3,情緒が安定しない3番目のお子さん、ということになります。3つの問題が悪循環になっているようですが、一つずつ改善して行かれれば状況はよくなります。
まずは、3番目のお子さんの情緒を安定させてあげる方向で対策を立ててみましょう。5歳の子の言う「死にたい」は本当に死を把握して言っているわけではありませんので、それほど気に病まれることはありません。おそらくテレビなどでお葬式の場面を見て「死んだらあんなふうにかまってもらえるのかな…」と解釈したのでしょう。しかしそれは「僕を見て」という信号ですし、耳に執着するのも温もりを求める現れですので、しっかり抱きしめ触れ合ってあげましょう。寝る前のマッサージや、お風呂で一緒にシャボン玉遊びなどをしてあげましょう。人の嫌がることをしてきたときには、抱きしめてからきちんと注意しましょう。
2番目のお姉ちゃんに関してですが、年の離れたきょうだいを上手く育てるコツは、5歳の子にも14歳の子にも同じ量のエネルギーを掛けてあげることです。これが同じ種類の行為を向けられないのが、難しいところです。5歳の子ですと膝に座らせてスキンシップができますが、14歳のお姉ちゃんに同じ事はできませんし、思春期特有な心の在り方を理解してあげないといけません。そろそろ一人の女性として目を向け、関心を持って話しを聞いたり相談相手になったりしながら、あなたの友人を大切にするように付き合ってみてはどうでしょう。弟との付き合い方に関しては、あまり強要するような言い方はせずに、しばらく様子を見てみましょう。今、無理強いしてしまうと、ますます心を閉ざしてしまう可能性があります。まずはお姉ちゃんの心に、ゆとりを作ってあげましょう。
そしてなりより一番肝心なことは、あなた一人が悩みを抱え込むのではなく、夫婦がここで力を合わせることです。改めての話し合いが理想ですが、もし難しいようでしたらまずは夫婦で過ごせる時間を作ってみられてはどうでしょう。もしかしてご主人はご主人で、寂しい思いをしているかもしれません。「いつもご苦労様」「ありがとう」「体の調子はどう?」など、声を掛けてあげて、お互いの心を寄り添わせてから上記のような改善策と協力を求められてはいかがでしょう。
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