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6才まで 幼稚園の時期  1.こどもの性格、癖
Q 『認めてもらいたいような口癖:5歳』
 5歳の男の子です。口癖になってきている言葉が気になります。例えば朝起きて、雨が降っているのを見て、「昨日、僕は明日雨って言ってたけど、僕が言った通りになった。すごい?」や「この工作、幼稚園で1人だけで作った。僕ってすごい?」となにかにつけて、「僕って凄い?」と言います。できるだけ話を聞いているつもりですが、事あるごとに「自分は凄い?」と聞いてくるので、だんだん「自信を持つことと自慢をすることは違うこと」を教えていきたいと思うのですが、なんて言ったらいいのかわかりません。本人の自信まで傷付けたくはないと考えています。
A イラスト これは大切なことですね。確かに自信を持つことと自慢することとは違います。本当の意味で自分に自信を持っている人は、必要以上に何かを自慢したりはしません。虚勢を張ったり大げさな表現をしたりするという現象は、「自信のなさ」或いは「コンプレックス」を覆い隠した行為と解釈できるでしょう。
 では、どうしたら自分に自信の持てる子に育てられるかです。自信のある子に育てるには、そのままを認めてあげることが必要です。「そのまま」とは、我が儘をそのまま受け入れることとは違います。その子の考えることや性格的なものを、大切にしてあげるということです。大切な要素の一つは、お子さんに対する関心です。たとえば、「昨日、僕は明日雨っていったでしょ。その通りになったでしょ」と投げかけてきたら、「ほほぉ〜、どうしてそれが君に分かったの?」「テレビで天気予報を見たんだよ」「それは偉いねぇ。まだ5歳なのにもうニュースや天気予報を見てるんだ。またお母さんに教えてね」といった会話はどうでしょう。また「この工作、幼稚園で一人だけで作ったんだよ」という投げかけには、「上手だねぇ」を常套的に言葉にするのではなく「これは何をする物?ここは青に塗ってあるけど、どうして青にしたの?」「青がかっこいいから」「なるほど、ここに青を使うのは、グッドだねぇ。なかなかセンスあるじゃない」という風にお子さんの心の中に入っていってあげましょう。
 自分の発想や好みがお母さんに受け入れられると言うことは、人格そのものを認めてもらっているのと同じ事です。親子の心の触れ合いの中から、子どもは自信を身に付けていきます。口癖になっている言葉は、時期が過ぎればまた変化します。あまり心配なさらず、気楽に育児を楽しんで下さい。上手くいきますように。
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