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6才まで 幼稚園の時期  1.こどもの性格、癖
Q 『ひねくれた言い方でわがままな子:5歳』
 下の子が3ヶ月前の2月に産まれた5歳になる息子がいます。みんなで体操をするのに並ぶ時、周りの子にちょっかいをだしながら並んだり、いざ始まっても、腕組みをしていっこうに体操をしません。そうして、私のほうをちらちら見るので、反応をうかがってるな〜と思いましたが、ほっといておきました。後から「なんで?」と聞いたところ、「なんでみんなちょっかいをかけてくるのか考えていた」「体操やりたかったな〜」など言い、息子の真意がわかりません。私からは、「みんなとやるときはやらないと、後から後悔するし、自分だって楽しくないでしょ」と話すのですが。
 普段からかなり甘えん坊で、人にかまってもらうのを待っている節があったり、逆手に取ったひねくれた言い方をしたりするので、返す言葉に困ります。家でも、ちょっとしたことでうまくいかなかったり、思うようにいかなかったりすると「もうやめた〜やりたかったけど、やめた」と言って、後から「やりたかったな〜」などブツブツしばらく言っています。そして、親がちょっと声をかけると、少しずつやり始めるといった感じです。
 小さいころから我が強く、わがままもかなりひどかったので、その度に「今はこうだからこう」と状況を説明して、子どもといえども、ダメだけで済まさないように心がけ、遊んでと言われればかなり相手もしてきたように思います。
 男の子だから、小さいうちにしか甘たり一緒になって遊べたりできないのではないかと思い、子どもに接してきたのですが、今思えば、子どもに関わり過ぎたのではないかと思ったりもします。
 また、遠足のような園の行事に行くと思うのですが、並んだり、なにかみんなでする時の前など、戦いごっこの延長みたいなこと(キックするまねをしたり、パンチするまねをしたり)をよくしていて、ただ隣に立っているだけの子にも、しかけたりしています。一人、ちょろちょろしているといった感じなのです。集団で何かするときに目立とうとしているのか、落ち着きが無いというか、周りの目もありますし、これから小学校に行ってからのことを考えると本当に困ります。
A イラスト 〜ポイント!〜
1.しっかり意識を向けてあげましょう
 お子さんは、かまってもらいたくて仕方がないのでしょう。特に下に弟ができて、「お母さんが取られるのではないか」と不安になっている時期です。赤ちゃんの面倒をみながら大変かと思いますが、できるだけ意識を向けてあげましょう。お子さんの一見矛盾だらけに見える言動も、真意は「お母さんこっち向いて」なのです。言葉や態度だけを真に受けず、その場で何らかのリアクションを返してあげましょう。

2.触れ合いの基本は、共感と尊重
 幼児期にかまいすぎたのではないか?ということですが、それは関わり方の内容によります。お子さんの先回りをして手出し口出しをし過ぎたり、機嫌を取ったりしてしまうと、確かに甘えん坊になってしまいます。しかし、心を共に感じてあげること、そして関心を持ちながら相手の選択を尊重してあげることで、子どもの心は豊かに成長します。
 たとえば、ここに書かれている「もうやめた〜やりたかったけど、やめた」と聞こえよがしに言ったときは、「何いってるの。やりたかったんでしょ?せっかくなんだから、もう少しやってみなさい」と、かまってもらうことを期待し、止めてもらいたいのです。時にはこのような言葉掛けもいいですが、毎回これだと「お母さんが言うから続ける」という風に、自己を他人に預けてしまう可能性も出てきます。物事を自分で考え、判断のできる子に育てるには、本人に考え選択させるような働きかけが大事です。この場合ですと、「やりたかったのにやめちゃうの?」とオウム返しに言葉を掛けてあげましょう。「やめちゃうの?」と尋ねられれば、子どもはもう一度自分の心を確認することができます。もしそこで「やろうかな〜」という言葉が出れば「そうね。だってやりたかったんでしょ?」と、尋ねてあげることができます。

 そういった関わりと触れ合いの中で情緒が安定すれば、あえて目立つような行動や落ち着きのなさも改善されていくと思われます。人の目を気にして、焦せってはいけません。ゆっくりと信頼関係を培って下さい。 
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