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「表現」をテーマとする総合大学
京都精華大学
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トップ・学校インタビュー
島本 浣 氏
「発想」を得るための「驚き」がある大学です
京都精華大学 学長
島本 浣 氏
何かを創りたい、何かを発信したいという
活動を海外も視野に入れてバックアップ。
本学は2006年度から人文、芸術、デザイン、マンガの4学部体制になりました。芸術系の学部では、常に人間や社会のこと(人文)を考えながらモノを創ることが求められます。一方、人文学部においては、芸術系のモノ創りをする人たちからも大いに刺激を受けることが大切です。つまり、芸術を学ぶにも、人文を学ぶにも、お互いに創ることや考えることがクロスしているのです。学生たちにはそのことを鮮明に感じとってもらいたいですね。
 マンガ学部の設置は日本初ですが、私は遅いくらいだと考えています。マンガは言葉とイメージが合体した新しい言語だといえます。携帯電話のメールも、言葉の中に視覚的な記号を入れた、イメージと言葉、意味と感覚が初めて一緒になった表現のツール。これがさらに発達すれば、新しい言葉や新しい思考方法が生まれてくるでしょう。それを突破していくのはマンガの領域だと思います。もちろんそれを担うのは若い世代。ゲームやメールに関心が高く、何かを創りたいと思っている高校生の皆さんにとって、本学はきっとおもしろい大学になると思いますね。
 また、本学が伝統的に持ち続けているのが国際的な視野、異文化の交流です。本学では海外へ積極的に出かけ、海外現地研究や海外ワークショップなどを通して世界を学ぶことができます。また、各国から多くの留学生を受け入れ、文化的な交流が自然にできる雰囲気があります。私が高校生の皆さんに強く伝えたいのは「東京を目ざすより海外を目ざせ!」ということ。その活動をバックアップするのが私たちの役目だと考えています。
 本学には、自分の持つ能力や個性を存分に生かすことのできる環境があります。さらに、自分でも気付かなかった能力に気づいたり、その能力を効果的に伸ばしていく方法についても学んでいくことができると思います。刺激的な大学生活が送れるよう、「精華ってこういうこともできるのか!」という驚きのある場にしていきたいですね。
島本 浣 氏
島本浣氏プロフィール
1972年京都大学文学部哲学科卒業。出版社勤務の後、1982年京都大学大学院文学研究科美学美術史学専攻博士後期課程退学。1986年までパリ第四大学美術史・考古学研究所博士課程留学。文学博士。帝塚山学院大学教授を経て、2002年京都精華大学教授、2006年学長就任。研究専門領域は西洋美術史。17〜20世紀にかけてのフランス美術史研究を主とし、実証的研究のみならず、美術史言説の構造の解明にも力を注いできた。近年はこれまでの研究をベースに現代美術と日本近代美術の研究も行っている。著書『美術カタログ論―記録・記憶・言説』(三元社、2005年)、『美術史と他者』(共編著、晃洋書房、2000年)など。『水俣』など多数。
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