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実学を重視した教育重点大学をめざし、産学官の連携を図ります。
大学の基本的な役割である「教育」・「研究」・「社会貢献」の一般的な理念を具現化することは当然ですが、静岡理工科大学としての特徴を発揮し、人々に愛され、地域において存在感のある大学を目指したいと思います。そのためには、まず高校生をはじめとした若者たちが入学したくなる魅力ある大学でなければなりません。具体的には、「やらまいか精神と創造性」を取り入れた教育プログラムにより、学生一人ひとりを丁寧に教育し、社会に貢献できる「技術者」に育てあげることができるような大学、つまり、実学を重視した教育重点大学を実現したいと考えています。 そのような教育を実現するための学部・学科の改編を推進することはもとより、大学院教育の充実も図ります。例えば、「技術経営(MOT)」関連の教育をさらに発展させ、地域の社会人もMOTを学修できるシステムづくりを関係諸団体と協議しながら進めたいと思います。 大学における研究は、教育を充実させるためにも極めて重要な位置づけにありますが、その中でも直接的に地域社会に貢献できる研究は、静岡理工科大学が置かれている地域性とその立場からなお一層推進すべきことです。その一つの手段として、これまで以上に産学官の連携を図っていきます。 大学運営につきましては、私立大学としての組織・運営が国立大学と異なることを意識した上で、これまでの私の経験を活かすことができれば幸いです。両者に共通することは、大学を構成するのは「人」であるということであり、教職員一人ひとりがその持分を最大限に発揮できる環境が必要です。ぜひ、構成員との間の風通しを良くし、共に手を携えて厳しい局面を乗り切って行きたいと考えています。 いずれにしましても、組織・運営に関する事項を決断するにあたっては、理事会・評議員会の学校経営体と大学教職員が同じ意識でスピード感のある対応と地域社会のニーズに応えられるようにすることが極めて重要であると認識しております。 最後に、皆さまに愛される大学であるためには、地域住民の方々、静岡県庁・袋井市・浜松市などの自治体、企業や各種団体の皆さまからのご理解とご支援を賜ることが何にも増して必要です。 どうかよろしくお願いいたします。
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 | 荒木信幸氏プロフィール 工学博士・静岡大学名誉教授 1982年2月 静岡大学工学部教授 1990年4月 静岡大学工学部長 1999年7月 静岡大学学長補佐 2000年4月 静岡大学副学長 2005年3月 静岡大学定年退職・名誉教授 2006年3月 日本学術会議連携会員 2006年9月 静岡理工科大学学長に就任 |
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