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夢がなければ 何ごとも始まらない
多摩大学は創立以来、大学に対する社会の真のニーズは何かということを問い続けて参りました。そして、その答えをいち早く教育カリキュラムの中に取り入れるという改革への姿勢を貫いて参りました。この柔軟な教育改革への姿勢とそれを敏速に実践に移すユニバーシティ・カルチャーこそ、他大学と異なる多摩大学の際立った特徴であると自負しております。 たとえば、「社会の常識が通用する大学」としてスタートした創立時には、「決して休講のない大学」という一般社会では当たり前と思われることなのに、大学ではあまり実行されていなかったことを実践に移しました。この伝統は今も続いています。私が学長に就任してからは、「何のために学問をするのか」「自分は何のために生きるのか」といった人生を歩んでいく上で最も根元的な問題を真剣に考えさせる「自己発見」という授業と、グローバルなコミュニケーション能力を身につけさせるため、英語しか使えない「イングリッシュシャワー」という実践的な英語授業をともに新入生の必修科目として導入しました。これら新機軸の教育効果は着実に現れております。 2007年4月に開設した湘南キャンパスでは、グローバルスタディーズ学部を新たに開設し、世界に向けて自分を語る!日本発の真のグローバルを育てる教育プログラムを展開します。 多摩大学が草分けとなった社会人向けの大学院では、通常のMBAコースのほか、リスク管理やロジスティックスという現代ビジネスの最先端分野の専門家養成のための新コースを開設いたしました。品川にオープンした都心キャンパスでは、若くてもグローバルに通用する本物のリーダーシップとは何かを学ばせる「40歳代CEO育成講座」を開講し、大変な好評を頂いております。 このように、多摩大学は「現代の私塾」として「対話を最重視した教育」を基本に据え、大いなる志を持った知性あふれる人材を輩出することで、混迷する日本の変革に少しでもお役に立てるよう微力を尽くして参ります。なにとぞ、皆様方のご支援、ご鞭撻のほど、心よりお願い申し上げます。
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 | 中谷巌氏プロフィール 一橋大学経済学部卒業。 ハーバード大学M.A.(経済学修士)ハーバード大Ph.D.(経済学博士)日産自動車株式会社を経てハーバード大学経済学部助手、講師および研究員、大阪大学経済学部助教授、教授、一橋大学商学部教授を経て、現在三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社理事長。 2001年9月より多摩大学学長に就任。 2003年より2006年6月までソニー取締役会議長を務める。 2004年8月オーストラリア国立大学より名誉法学博士号を授与。 |
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