トップページに戻る高校を探す > 善きことをした高校生達 
善き事をした高校生達
近くの学校を探してみよう
善きことをした高校生達
誰かのために行動することは、意外と簡単だ
「善きことをした高校生達」では、勇気を出して誰かのために行動した高校生たちのエピソードを紹介している。彼らの活躍を読めば、キミの心にもきっと感動が広がるはずだ。
善きことをした高校生達 一覧へ
2008/08
 香川県で一番きれいな町に! 地域へ恩返しの清掃奉仕 
(香川県 藤井学園寒川高校 「お掃除隊」のみなさん)
 ミャンマーと四川省の被災者支援の募金を買い物客に呼びかけ 
(兵庫県 志知高校 ボランティア部のみなさん)
 自作の津波模型を使った防災普及活動で功労者表彰 (岩手県 宮古工業高校 機械科3年生のみなさん)
 ミャンマーと四川省の被災者を救おうと募金活動 (兵庫県 洲本実業高校 生徒会・生徒有志のみなさん)
 20年続く手書きの暑中見舞い 今年も独り暮らしのお年寄り300人に 
(兵庫県 志知高校 ボランティア部・書道部員など41人の3年生)
香川県 藤井学園寒川高校 「お掃除隊」のみなさん
江戸時代中期に活躍した博物学者、平賀源内の生誕地として知られる香川県さぬき市に藤井学園寒川高校がある。1974年、同市寒川町に開校以来、地域社会との共生に努めてきた同校の生徒は、誠実・勤勉・礼節の校訓のもと、地域へ恩返しの気持ちを込めた多彩な貢献活動を実施している。
その一つが一昨年1月、「寒川町を香川県で一番きれいな町にしよう!」と生徒会の呼び掛けで結成された「お掃除隊」だ。月に1回の活動を目標とする「お掃除隊」は、生徒の自主的参加が特徴。通学の利用駅であるJR神前駅周辺をはじめ、通学路、寒川町公民館周辺、同校からさぬき市民病院までの公道、等々で行う清掃活動には、毎回およそ100人の生徒が自主参加するという。
この6月に実施した「お掃除隊」には、1―3年生約120人が参加し、通学路や学校周辺のごみ拾いなどを行った。
放課後に集合した生徒は、この日参加した市少年育成センターの補導員7人と共に4班に分かれ、学校からJR神前駅までの通学路(約1キロ)の清掃を開始。緑地帯などに投げ捨てられた空き缶やたばこの吸い殻などを、手にしたごみ袋に拾い集めた。また神前駅では踏みつぶされたガムをていねいに取り除いたり、デッキブラシで床を磨くなど、地域美化へ貢献した。
生徒会を中心とする同校生徒の地域奉仕活動は、これだけにとどまらない。例えば、神前駅やさぬき市民病院の待合室用に使ってもらおうと、1枚1枚手縫いした座布団を贈る「座布団プレゼント」や、軽音楽部やダンス部、SANGAWAよさこい連などが老人ホームや幼稚園などを訪問して、演奏やダンスを披露する「SANGAWAキャラバン隊」。季節の企画として、日本のお正月の伝統的行事や習慣を残そうと、生徒が門松を製作し、同校事務所前に設置する「お正月企画」の他、普段生徒が訪問し、お世話になっている施設の利用者や職員の方々に、手づくりのチョコレートを贈る「バレンタイン企画」。また、学校全体をイルミネーションで彩る「クリスマス企画」は、寒川町の冬の光のページェントとして定着化をめざしている。
同校生徒会では、今後も「地域への恩返し」を合言葉に、ボランティア部や各クラブ、全校生徒の協力を得ながら、地域社会に対する貢献活動、地域の人々への奉仕活動に力を入れていく考えという。
ページの先頭へ
兵庫県 志知高校 ボランティア部のみなさん
「国生み神話」や「鳴門の渦潮」で有名な淡路島の南部に位置する南あわじ市に、兵庫県立志知高校がある。同校は「ボランティアの志知」といわれるほど、地域奉仕活動に熱心な学校として知られている。現在は、20年以上続く校外一斉清掃や老人ホームでの清掃奉仕の他、郷土芸能部や和太鼓部、吹奏楽部などによる福祉施設訪問、ボランティア部によるネパールの子どもたちへ奨学金を贈るための募金活動や手づくりの交通安全マスコットの配布、独居老人へ暑中見舞いや年賀状を送る活動など、生徒が主体となって推進するボランティア活動は20種類におよぶ。
災害にあった国や町への募金活動にも熱心に取り組んでおり、去る6月2日には、ボランティア部の部員らが、今年5月に大型サイクロンに襲われたミャンマーと中国で起きた四川大地震の被災者を支援しようと、市内のショッピングセンター前で街頭募金活動を行った。
4000を越える学校が被災したミャンマー、学校が崩壊し、授業中の子どもたちが多数犠牲になった四川省…その未曾有の惨状を新聞などで知り、「私たちのできること」をと募金を計画した。
当日は、ボランティア部の生徒ら5人が参加。「この小さな運動の輪が大きく広がってくれれば」との願いを込めて、放課後4時過ぎから約1時間、ショッピングセンターの買い物客や通行人に募金を呼びかけた。
阪神・淡路大地震や台風災害などで、多くの人々の温かな支援を受けた南あわじの市民は、手作りの募金箱とポスターを手に大きな声で協力を呼びかける生徒に賛同。1万5706円の義援金が募金箱に入れられた。
また、ボランティア部の部員は、後日同校内でも募金活動を実施。今回の街頭募金と全校生徒や教職員による校内募金とを合わせた義援金は、財団法人・日本ユニセフ協会に託し、ミャンマーと四川省の被災地で役立ててもらうことにしている。
志知高校は現在3年生のみが通学している。昨年4月、同じ市内の県立三原高校と統合し、県立淡路三原高校と生まれ変わったためだ。来年3月、閉校となるが、「ボランティアの志知」の精神と活動は、淡路三原高校の生徒により、シッカリと受け継がれて行くだろう。
ページの先頭へ
岩手県 宮古工業高校 機械科3年生のみなさん
今年岩手県では、6月(岩手・宮城内陸地震)と7月(岩手県沿岸北部地震)に、震度6強という大地震に見舞われた。両地震とも津波は発生しなかったが、同県の三陸沿岸は、過去幾度も大きな津波に襲われ、多大な被害を受けている。そのため、県をはじめ沿岸部の各市町村や大学などの教育機関などにおいても、津波対策や防災研究に力を入れている。
同県立宮古工業高校でも、機械科の生徒が自作の津波模型を使った擬似津波実験を県内各地で実施し、市民の防災意識を高める活動を行っている。
同校機械科では、課題研究授業の一環として2005年度から津波模型の製作に取り組んできた。製作する模型は、ベニヤ板や紙粘土、ポリエステル樹脂を材料に、地図の拡大コピーをベニヤ板に張り付け、等高線に沿って切った板を何枚も重ね合わせて、複雑な地形を精密に再現。これまでに宮古湾を中心とした1万1000分の1の宮古市の全体模型や鍬ヶ崎地区、藤原・磯鶏地区、津軽石・高浜地区の4体を作成している。加えて、水槽を改造した擬似津波発生装置も自作。模型と水槽を組み合わせることで、津波発生時の浸水の様子を再現することができる。
生徒らは、この津波模型を埼玉県で行われた全国教育産業フェアをはじめ、盛岡市、一関市、北上市などでの防災イベントや近隣の小学校などに持ち込み、津波実演を行い、また「ぼうさい甲子園」で奨励賞、「とうほく☆地域を守る防災コンテスト2007」で最優秀賞など、多数賞を頂き、工業高校の特性を活かしながら、市民や子どもたちの防災意識高揚に努めてきた。
そして今年5月22日、機械科生徒によるこれら一連の活動が認められ、全国海岸協会から海岸功労者表彰を受賞した。
生徒を指導している機械科教諭は、「津波模型は非常に根気のいる作業で、生徒は本当によく頑張っている。今回の表彰は生徒にとって大きな励みになる」と喜ぶ。
表彰を受けた生徒は、課題研究を進める中で「過去の津波の歴史を調べたり、津波シェルターの場所を確認したり、いろんな知識が身に付いてきた」と話し、「今後も実験を通じ、多くの人に津波災害に関心を持ってもらえるよう頑張りたい」と張り切っていた。
現在、5人の3年生が山田湾の模型作成に取り組んでいる。「少しも狂いが出ないようにするのは大変だし、根気もいるが、自分の家も海に近いし、正確な模型を作って地元の小、中学生に津波の怖さを教えたい」と意気込んでいた。
将来発生すると予想される三陸沖・宮城県沖を震源とした地震と津波に備えるためにも、いっそう研究を深めたいという生徒は、「これからも地域に役立つ活動をしていきたい」と力強く語ってくれた。
ページの先頭へ
兵庫県 洲本実業高校 生徒会・生徒有志のみなさん
今年創立80周年を迎える兵庫県立洲本実業高校。「誠実・健康」の校訓のもと、同校生徒は、社会の一員としての社会性や豊かな人間性を育み、地域社会はもちろん、日本、そして世界の人々が幸せに生きることを願ってさまざまな活動を展開している。
地域パソコン教室や地元民話を電子紙芝居に編集して小学校で公演するなど、日頃の学びを生かした活動をはじめ、失語症患者への正しい理解と支援を呼びかける奉仕活動などは、その一例だ。
今年の6月25日には、大型サイクロンに襲われたミャンマーと、大地震で多大な被害を受けた中国・四川省の被災者を支援しようと募金活動を行った。
この日参加したのは、生徒会役員と支援活動の呼び掛けに賛同した生徒有志ら約20人。地元の大型スーパーの店舗前に全員が立ち、募金活動の趣旨を手書きした箱4個を抱え、「ミャンマーと四川省の被災者のために義援金を募っています」「支援のご協力をお願いします」と、大きな声で協力を求める生徒の熱心な姿に、買い物客など多くの市民が、「えらいねぇ」「がんばってね」と声をかけながら、募金に応じていた。
2時間ほどの活動だったが、参加した生徒会の役員は、「たくさんの方々が協力してくれてうれしかった」「4年前の台風23号災害などを経験した洲本市から、協力してくれた皆さんの暖かい気持ちを、そのまま現地の人々に届けたい」と話し、ミャンマーと四川省の被災地の一日でも早い復興を願っていた。
なお、同校生徒会では、今回の街頭募金で集めたお金と、事前に実施した校内募金で生徒、教職員から集めた約3万円を加えた義援金を福祉団体に託し、両被災地へ届けてもらうことにしている。
ページの先頭へ
兵庫県 志知高校 ボランティア部・書道部員など41人の3年生
兵庫県南あわじ市の県立志知高校は、生徒を主体とするボランティア活動に熱心な学校として、地域の人々から厚い信頼を得ている。
同校生徒のボランティア活動の大きな特色は、今年7月にも実施した第23回校外全校一斉清掃をはじめ、目の不自由な方の散歩介助や般若心経、淡路の地図の地名等の点訳をプレゼントしたり、老人ホームで清掃奉仕をしたりして、いずれも先輩から後輩へと長年継続して活動していることだ。
地域の独り暮らしのお年寄りへ夏の便り「暑中見舞い」を送る活動もその一つだ。20年以上前から続いている交流活動で、今年は、地元の旧三原町で市社会福祉協議会三原支部が把握している約300人に送った。
6月中旬からボランティア部と書道部の部員と、授業で硬筆・書道を選択している3年生41人が参加。はがきは牛乳パックの再生紙を使用し、1人で3枚から20枚のはがきに、思い思いのメッセージをしたためた。
「暑い日が続きますがお元気で」「だんじり唄の活動を頑張っています」「就職に向けて面接練習をしています」等々、部活や進路といった学校生活での近況の他、イラストや自作の短歌、俳句を添えた生徒も。
暑中見舞いを送ったお年寄りから、自らの学生時代の話や近況、お礼の言葉などを書いた返信が、毎回学校に届くという。しかし、この活動も同校が来年3月閉校となるため、今年の夏が最後となる。
7月9日に、はがき書きに取り組んだボランティア部と書道部の部員は、「志知高生として暑中見舞いはがきを送るのは今年が最後となるので、心を込めて書きました」「お年寄りのみなさんと、普段会う機会がないので、手書きの便りで交流が深まればうれしい」「私たちのはがきを読んで、暑い夏を元気に過ごしてほしい」と話していた。
ページの先頭へ
あなたのまわりの素晴らしき高校生・善きことをした高校生をご紹介ください。
掲載につきましては、小社にて検討させて頂くことがあります。
メールに氏名(団体名)、都道府県、高等学校名、学年、あなたのお名前、お電話番号、住所、情報源、記事内容をご明記の上、「日本の学校」編集部へお送りください。
この内容についてのお問い合わせ・ご感想ははこちらまで( webadmin@js-corp.co.jp )
ページの先頭へ
このサイトについて
運営会社について
関連サイトのご案内
株式会社JSコーポレーション
専門学校・大学・短大の進学情報の決定版
資料請求できる学校一覧
北海道東北関東・甲信越中部近畿中国・四国九州・沖縄